one by one 暮らし向上プロジェクト

毎日の暮らしが少しでも心地よいものになるように、少しでも自分が前へ進んでいると思えるように。日々実践しているアイディアを紹介します。Twitter@natsuno357 Instagram@natsuno3535

春になったら苺を摘みに

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クリスマスになると読み返す本があります。

梨木香歩さんの「春になったら苺を摘みに」。

梨木さんのエッセイのような小説のような短編を集めた本ですが、その中に「クリスマス」という章があります。梨木さんがニューヨークの知人の家でクリスマスを過ごす様子が描かれているのですが、その章がすごく好きで、クリスマスの静かな夜、キャンドルをともして、この章を読むと心が落ち着きます。

この章の中で梨木さんは書いています。

 

クリスマスの醍醐味は気配にあるのだ。

家族の気配、それから不思議な、何かの、力の。

窓の外、林の中では雪が丹念に静けさを降り積み、猫はなじみの気配のなかで深い眠りに入っていった。

 

東京でクリスマスに雪は降らないけれど。

うちは猫ではなく犬だけれど。

私はクリスチャンではないけれど。

静かに何かの気配を感じて、静謐な夜を過ごしたいと思います。

暮らしていく中で、そういう時間を持つことは、すごく大切だと思うのです。